マッチングアプリで会う約束をしたあと、何を聞いておけばいいのか分からなくなって手が止まる方は多いと思います。聞きすぎれば面接のようになり、聞かないままだと当日が不安になるからです。
その迷いのままで大丈夫です。聞くことを思いつきで足していくと、どこまで聞けばいいのかがかえって見えなくなります。
先に「何のために聞くのか」で分けてしまえば、会う前に済ませることと、会ってからでいいことがはっきりします。そこまで決めてから送れば十分です。
そこで、会う前のやりとりについて、次のことをまとめました。
- 会う前に確かめる10個と聞く順番
- 聞いてはいけない質問と言い換え方
- 約束のあとに流れるのを防ぐ確認
マッチングアプリで会うまでに聞くことは、安全・段取り・気持ちの3つです

会う前に聞くことは、安全にかかわること・当日の段取りにかかわること・相手の気持ちにかかわることの3つに分かれます。このうち会う前に済ませておきたいのは、前の2つだけです。
気持ちのことを会う前に細かく聞こうとすると、質問の数がふくらんで面接のようになります。順番を決めておけば、聞くことは自然と10個ほどに収まります。
聞くことは3つに分かれ、順番も決まっています
3つのうち、安全と段取りは会う前に、気持ちは会ってからで間に合います。安全と段取りは、確かめないまま当日を迎えると取り返しがつかない種類のものだからです。
反対に、価値観や将来のことは、文字のやりとりで分かる部分がかぎられています。会って話せば数分で分かることを、何往復もかけて聞き出す形になりがちです。
| 聞くことの種類 | いつ聞くか | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 安全にかかわること | 誘う前まで | 目的が合っているか |
| 段取りにかかわること | 約束のとき | 当日が無理なく進むか |
| 気持ちにかかわること | 会ってから | 一緒にいて楽か |
この並びのまま進めると、送る文章も短くなります。聞くことが多すぎると感じていた方は、気持ちの質問を後ろへ回すだけで半分くらいに減ります。
会う前に確かめておきたいのは、この10個です
会う前に確かめておきたいのは、次の10個です。どれも1往復で終わる質問で、聞かなかったときに困ることがはっきりしているものだけを残しました。
| 聞くこと | いつ聞くか | 聞かないとどうなるか |
|---|---|---|
| 1 仕事と休みの取り方 | やりとりの前半 | 会える日がいつまでも決まらない |
| 2 おおよその居住地 | やりとりの前半 | 待ち合わせ場所が決まらない |
| 3 お酒を飲むか | 誘う前 | 飲まない人を飲む店へ誘う |
| 4 苦手な食べ物 | 誘う前 | 食べられない店を選んでしまう |
| 5 待ち合わせと終わりの時間 | 約束のとき | 長引いて切り上げづらくなる |
| 6 当日の連絡先 | 約束のとき | 遅れたことを伝えられない |
| 7 動けなくなったときの約束 | 約束のとき | 当日に音信不通で終わる |
| 8 ほかにやりとりしている人 | 誘う前 | こちらだけ先走ってしまう |
| 9 探しているものは何か | やりとりの前半 | 目的が違う相手と会う |
| 10 写真が最近のものか | 誘う前 | 当日に見つけられない |
10個ありますが、一度に送るものではありません。やりとりの前半で4つ、誘う前に3つ、約束のあとに3つという割り振りです。
10個すべてをそろえないと会えない、という意味でもありません。相手が自分から書いてくれている項目は、そのまま聞かずに済みます。
プロフィールに居住地や休日が書かれていることも多いので、実際に聞くのは半分くらいになります。先に読み直してから、足りない分だけ聞く形が早いです。

マッチングアプリで会うまでに聞くこと10個を、聞く順番で並べました

10個は、やりとりの前半・誘う前・約束のあとの順で聞いていきます。この順なら、どの質問も「次の一手を決めるため」という形になり、相手にも理由が伝わります。
逆に順番を崩すと、まだ会うかも決まっていないのに細かいことを聞く形になります。それが面接のように感じられる原因です。
1 どんな仕事で、休みはいつ取れるのか
仕事は、勤務先ではなく「休みの取り方」を聞きます。会える曜日と時間帯がここで決まるので、段取りの出発点になります。
平日が休みの方と土日が休みの方では、誘い方そのものが変わります。土日だと決め込んで誘って断られ、それきりになるのはよくある流れです。
会社名や年収まで踏み込む必要はありません。「お休みは平日と週末のどちらが多いですか」の一言で、必要な情報は手に入ります。
交代勤務や夜勤のある仕事だと、休みが週ごとに変わることもあります。その場合は曜日ではなく、「来週あたりで動けそうな日はありますか」という聞き方に切り替えます。
2 住んでいるのは、おおよそどのあたりか
住んでいる場所は、沿線か市区町村までで十分です。待ち合わせ場所を決めるのに必要なのはそこまでで、最寄り駅や番地は聞きません。
この項目は「聞いたほうがいい」という言い方と「聞いてはいけない」という言い方の両方が出回っています。食い違っているのは、聞く範囲が決まっていないからです。
中間の地点で会うために必要な範囲と、相手の家が特定できる範囲は別のものです。前者までにとどめると決めておけば、聞くこと自体をためらわなくて済みます。
自分の側も同じ範囲で答えます。相手にだけ聞いて自分は答えない形になると、そこで止まってしまいます。
3 お酒を飲むかどうか
お酒を飲むかどうかで、店も時間帯も変わります。飲まない方を居酒屋へ誘ってしまうと、当日まで気を使わせることになります。
初めて会うときは、飲まない前提で店を選ぶほうが無理がありません。お酒が入ると時間が延びやすく、切り上げどころも見えにくくなります。
「お酒は飲まれますか。私は少しだけです」のように、自分の答えを添えて聞くと返しやすくなります。飲む量を細かく確かめる必要はありません。
飲まないと答えた方を気遣って、こちらも飲まない形にする必要はありません。片方だけが飲む席は珍しくなく、気になるなら1杯で止めておけば十分です。
4 苦手な食べ物とアレルギー
苦手な食べ物とアレルギーは、店を決める前に必ず聞きます。相手の体にかかわることなので、好みの話とは分けて扱う項目です。
和食・洋食といった大きなくくりではなく、避けたいものを1つ2つ挙げてもらう形が確かです。甲殻類や乳製品のように、量に関係なく避ける必要があるものもあります。
聞いておけば、店を選ぶ手間も減ります。相手に全部まかせるより、候補を2つ出して選んでもらうほうが決まりやすくなります。
「苦手なものはありますか」だけだと、遠慮して「特にないです」と返ってくることがあります。「私は辛いものが苦手です」と先に言っておくと、相手も挙げやすくなります。
5 待ち合わせの場所と、終わりの時間
待ち合わせの場所と一緒に、終わりの時間も決めておきます。終わりが決まっていないと、切り上げたいときに言い出しづらくなります。
「◯時には出ます」と先に伝えておけば、相手も予定を組みやすくなります。初めて会うときは1時間から2時間くらいで区切るほうが、お互いに気が楽です。
場所は、人の通りがある駅の改札やビルの前のような分かりやすいところにします。中に入って探し合う形は、最初の数分でつまずく原因になります。
改札が複数ある駅では、どの改札かまで決めておきます。大きな駅だと、名前だけでは5分以上歩く距離が離れていることがあります。
6 当日の連絡は、どこへ入れるのか
当日に連絡が付く手段が1つあれば、それで足ります。やりとりしている画面のままでも、通知が届くようにしておけば困りません。
連絡先の交換については、早めに移したほうがいいという言い方と、会うまで交換しなくていいという言い方の両方があります。どちらが正しいというより、当日に連絡が付くかどうかで決める話です。
交換そのものをいつにするか迷っている方は、連絡先を交換するタイミングと断り方も参考にしてみてください。
7 当日に動けなくなったときの連絡の約束
当日に動けなくなったときは連絡を入れる、という約束を先に交わしておきます。この一言があるかどうかで、音信不通で終わる確率が変わります。
「急に都合が悪くなったら、分かった時点で教えてください。私も同じようにします」という形で伝えます。責める前提ではなく、お互いの約束にするのがこつです。
体調や仕事の都合は誰にでも起こります。約束しておけば、相手も言い出しやすくなります。
この一言は、自分の側にも効きます。行けなくなったときに黙って消える形を選ばずに済むので、気まずさを残さずに終われます。
8 いま、ほかにやりとりしている人はいるのか
ほかにやりとりしている人がいるかは聞いてもかまいませんが、答えを本気度の判定には使いません。何人かと同時に話すのは、この場では普通のことです。
聞く目的は、自分だけが先へ進んでいないかを確かめることです。「ほかにも話している方はいますか」と軽く聞いて、はいと返ってきても引く理由にはなりません。
この質問を牽制のつもりで使うと、相手には責められているように届きます。並行しているのが前提だと分かっていれば、聞き方も自然になります。

9 使っているのは、何を探しているからか
相手が何を探しているのかは、会う前に聞いておきます。目的が合っていないと分かれば、会う前に離れることができます。
「どういうきっかけで始められたんですか」という聞き方なら、構えずに答えてもらえます。結婚を急いでいるのか、まず話し相手が欲しいのかは、この答えに出てきます。
自分の答えも先に短く置いておきます。目的を隠したまま相手だけに言わせる形だと、警戒されて終わります。
答えがはっきりしないこともありますが、それ自体は困ることではありません。「まだ決めていない」という人同士でも、会って話すぶんには支障がないからです。
10 写真は最近のものか
写真が最近のものかは、当日に相手を見つけるために確かめます。見た目の審査ではなく、待ち合わせでお互いを探さないための確認です。
何年も前の写真を載せている方は珍しくありません。責める話ではなく、「当日はどんな服装で来られますか」と聞いておけば足りることです。
別のサービスのページや個人の投稿を見せてもらう形は求めません。相手にとっては身元をさらす話になり、断られたときに気まずさだけが残ります。
服装を聞いておけば、写真が古くても当日に困りません。「紺のコートで行きます」とこちらから先に伝えると、相手も返しやすくなります。
気持ちのことは、会ってからでも間に合います
結婚観や恋愛観は、会ってから話すほうが早く分かります。文字だけで聞くと、答えが建前に寄りやすい種類の質問です。
この点についても「会う前に確かめるべき」という言い方と「会う前に聞くのは重い」という言い方の両方があります。会う前に聞くと面接に近づく、というところで整理できます。
気持ちの質問を後ろへ回すと、会う前のやりとりは段取りの話だけになります。短く済むので、相手の負担も軽くなります。
答えが建前に寄りやすいのは、文字だと読み返されると分かっているからです。言い直しのできない形なので、無難な答えを選ぶほうが自然な反応になります。
会って話せば、言葉を選んでいるかどうかも一緒に伝わります。同じ質問でも、受け取れる情報の量がまったく違います。
マッチングアプリで最初に聞くべきことと、会うまでのやりとりの流れ

最初に聞くのは、相手のプロフィールに書いてあることの続きです。書いていないことを聞くと、答えを探させる形になって返信が遅くなります。
そこから数往復してから誘う、という流れが基本です。往復の数そのものよりも、誘う前に3つそろっているかで判断します。
最初の質問は、プロフィールの続きから作ります
最初の質問は、相手が自分で書いた1行を拾って作ります。書いた本人がいちばん答えやすい話題なので、返事が返ってきやすくなります。
「休日は映画を観ます」と書いてあるなら、最近どんな作品を観たかを聞きます。趣味の欄が空いている方には、プロフィール写真に写っている場所から聞く形もあります。
最初は質問しないほうがいいという言い方もあります。ただ、何も聞かない文章は返しづらいので、1つだけ添えるくらいがちょうどよい量です。
やりとりは3往復から10往復、期間は1〜2週間が目安
誘うまでの往復は3往復から10往復、期間は1〜2週間が目安とされています。これより長くなると、理由がないまま止まることが増えます。
何通で誘えばいいのかを気にする方は多いのですが、通数は目安にしかなりません。同じ3往復でも、1日で終わる場合と2週間かかる場合では温度が違います。
| やりとりの長さ | 起きやすいこと | 打てる手 |
|---|---|---|
| 3往復より前 | 急だと感じられる | 共通の話題を1つ作る |
| 3〜10往復 | 誘うのにちょうどよい | 日程を2択で出す |
| 2週間を超える | 理由なく止まりやすい | 短い誘いに切り替える |
長く続いているのに会う話にならないときは、通数を増やしても変わりません。会う話を一度出してみるほうが、はっきりします。
誘う前にそろえておく3つ
誘う前にそろえておくのは、会える曜日・場所の見当・当日の連絡手段の3つです。この3つがあれば、誘う文章は2行で足ります。
そろっていないまま誘うと、「いつがいいですか」のやりとりが何往復も続きます。そこで温度が下がって流れることがよくあります。
曜日は相手の休みの取り方から、場所は住んでいるおおよその地域から決まります。先ほどの10個のうち1・2・6がここで効いてきます。
返信が止まったときに送り直すのは1回まで
返信が止まったときに送り直していいのは1回までです。2回目を送ると、返さなかったこと自体を責めている形に近づきます。
送り直すなら、前の質問を繰り返さずに別の入口から送ります。「お忙しいところすみません。来週あたりで時間が取れそうでしたら、お声がけください」くらいの軽さが返しやすい形です。
止まる理由は、相手の側の都合であることがほとんどです。こちらの文章の出来を点検しても答えは出ないので、1回出して返らなければそこで区切ります。
何人かと同時にやりとりしておくと、この区切りがつけやすくなります。1人に集中していると、止まったときに追いかけたくなるからです。
マッチングアプリで聞いてはいけないことと、答えにくい聞き方

聞いてはいけないことは、「聞き方を変えれば聞けるもの」と「そもそも聞かないもの」の2つに分かれます。一律に禁止すると、確かめたいことまで聞けなくなります。
答えにくくしているのは、話題そのものより聞き方のほうです。数字で答えさせる形をやめると、同じことを確かめられます。
聞き方を変えれば聞けること
お金・住まい・年齢のことは、数字をたずねるのをやめれば聞けます。知りたいのは暮らし方のほうで、金額そのものではないからです。
この種類の質問は「聞くべき」という言い方と「失礼だから聞かない」という言い方が真逆に出回っています。分かれているのは、金額を聞くかどうかが区別されていないからです。
| 答えにくい聞き方 | 言い換え | これで分かること |
|---|---|---|
| 年収はいくらですか | 外食や旅行はよく行かれますか | 暮らし方の余裕 |
| 最寄り駅はどこですか | どのあたりで待ち合わせが楽ですか | 会いやすい場所 |
| 何歳ですか | 同世代の話が通じそうですね | 世代の近さ |
| なぜ独身なんですか | 最近はどんな休日ですか | 今の暮らしぶり |
| お子さんはいますか | 週末はどう過ごされますか | 生活の形 |
| 持ち家ですか | その辺りは住みやすいですか | 暮らしの落ち着き |
言い換えたほうが、返ってくる答えも長くなります。数字は一言で終わりますが、暮らし方の話はそこから会話が続きます。
答えにくくしているのは、数字で答えると比べられる気がするところです。同じことを暮らし方でたずねれば、相手は好きなだけ範囲を選んで答えられます。
相手が自分から金額や家族のことを話し始めたら、そこは踏み込んでかまいません。自分で開いた話題なら、答えづらさは残らないからです。
そもそも聞かないほうがよいこと
そもそも聞かないほうがよいのは、答えがどちらでも判断に使えない質問です。聞いても次の一手が変わらないのに、相手の気持ちだけを削るからです。
- 前の交際相手と別れた理由
- 最後に交際していたのはいつか
- 体のことやふれ合いについての質問
- こちらをどう思っているかの確認
この4つは、会う前の段階では答えに困るものばかりです。前の交際の話は、会って何度か話したあとでも遅くありません。
「素敵なのにどうしてお一人なんですか」のような聞き方も、ほめているつもりで相手を困らせます。独身であること自体を不思議なことのように扱わないほうが無難です。
質問攻めになっているかの見分け方
自分の話が1つも入っていない往復が3回続いたら、質問攻めになっています。数で見られるので、送る前に読み返せば気づけます。
直し方は単純で、1往復に質問は1つまでにして、その前に自分の答えを一言置くだけです。「私は平日が休みです。◯◯さんはどうですか」という形になります。
質問が2つ3つ並ぶと、相手はどれから答えるか考えることになります。考える手間が返信を遅らせます。
仕事・休み・お酒の3つを1通にまとめて送ると、相手は答えるのに3回考えることになります。3往復に分けて、間に自分の話を一言ずつ挟むだけで印象が変わります。
送る前に読み返して、疑問符の数を数えるだけでも気づけます。2つ以上あれば、1つを次の便に回します。
マッチングアプリで会う前に電話で聞くことと、メッセージで聞くことの分け方

日付や場所のような記録に残したいことはメッセージで、人柄にかかわることは電話で聞きます。分けておくと、どちらも短い時間で済みます。
電話は必ず必要なものではありません。ただ、会う前に一度声を聞いておくと、当日の緊張がかなり減ります。
声を聞くと、文字では分からないことが分かります
声を聞くと分かるのは、話す速さ・さえぎり方・聞き返したときの反応の3つです。どれも文字のやりとりには出てこないものです。
話をさえぎられ続けると、会っても同じことが起きます。聞き返したときに言い直してもらえるかどうかも、当日の居心地に直結します。
話し方が合わないと感じたら、会う前に離れてかまいません。理由を説明する必要もありません。
電話で聞くこと・メッセージで聞くことの分け方
10個のうち、段取りにかかわるものはメッセージへ、人柄にかかわるものは電話へ回します。記録が残るかどうかで分けると迷いません。
| 聞く場所 | 回すもの | 理由 |
|---|---|---|
| メッセージ | 休みの取り方・地域・苦手な食べ物・待ち合わせ・連絡手段 | あとで読み返せる |
| 電話 | 探しているもの・お酒・話し方の相性 | 声のほうが早く分かる |
| 会ってから | 結婚観・将来のこと・ふれ合いの考え方 | 文字だと建前に寄る |
日時と場所を電話だけで決めると、聞き間違いが残ります。決めたあとにもう一度メッセージへ書いておくのが安全です。
電話が苦手なら、短い音声でも代わりになります
電話が苦手な方は、短い音声のやりとりでも代わりになります。声の調子が分かれば、確かめたい3点はおおよそ押さえられます。
初めての通話は15分から20分くらいが目安とされています。長く話すほどよいわけではなく、むしろ短いほうが次につながります。
アプリの中に通話の機能が付いている場合は、番号を知らせずに話せます。使い方が気になる方はアプリ内の通話の仕組みも見ておくと安心です。
誘うなら、会う約束が決まったあとがいちばん自然です。「当日の待ち合わせだけ、5分ほどお電話で決めてしまいませんか」という形なら、目的がはっきりしているので断られにくくなります。
約束より前に誘うと、相手には審査のように受け取られることがあります。断られたら引き下がって、メッセージだけで進めてかまいません。
マッチングアプリの会う約束後に聞くことと、ドタキャンを防ぐ確認

約束したあとに聞くのは、日程・場所・連絡手段の3つだけです。新しい話題を探すより、この3つを確かめ直すほうが当日につながります。
約束のあとに連絡が細くなるのは、話すことがなくなったからではありません。確かめることが決まっていないので、送る理由がなくなるだけです。
約束したあとに確かめるのは、日程・場所・連絡手段の3つ
確かめ直すのは前日に1回だけで足ります。毎日送る必要はなく、むしろ頻度が上がると負担になります。
「明日◯時に◯◯の改札でお待ちしています。何かあればこちらへご連絡ください」の3行で済みます。これだけで日程・場所・連絡手段が一度に確認できます。
相手から返事が来なくても、当日まで待ってかまいません。催促を重ねると、それ自体が負担になって流れることがあります。
前日の確認は、当日の朝に送るよりも相手の予定に合わせやすくなります。朝だと気づかれないまま家を出てしまうこともあるためです。
ドタキャンは、した人よりされた人のほうが多い
初めて会う約束が流れた経験は、した人より「された」人のほうがかなり多く報告されています。自分だけが運が悪いわけではない、という前提で構えておけます。
2026年10月6日時点で公開されている調査では、株式会社Mrk&Coが2022年9月に利用者6,024人へ行ったアンケートの数字が確かめられます。初めて会う約束を「された」のは男性42%・女性40%、「した」のは男性12%・女性25%でした。
| 項目 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| された経験がある | 42% | 40% |
| した経験がある | 12% | 25% |
| された側が何倍か | 3.5倍 | 1.6倍 |
| そのあと再調整しなかった | 52% | 61% |
3段目は、公表されている2つの割合からこちらで割り出した倍率です。男性のほうが差が大きく、された経験が3.5倍にのぼります。
理由として挙げられていたのは、仕事が長引いた・体調不良・面倒くさくなったの3つでした。女性の51%が本当の理由とは違うことを伝えたと答えています。
挙がっていた3つの理由のうち、手を打てるのは1つだけ
挙がっていた3つの理由のうち、こちらが手を打てるのは「面倒くさくなった」の1つだけです。仕事と体調は相手の事情なので、備える側に回ります。
| 挙がっていた理由 | 手を打てるか | 打てる手 |
|---|---|---|
| 仕事が長引いた | 打てない | 連絡の約束を先に交わす |
| 体調不良 | 打てない | 日程に余裕を持たせる |
| 面倒くさくなった | 打てる | 約束から当日までを短くする |
気持ちが冷めるのは、約束から当日までが長いときに起きやすくなります。2週間先ではなく、その週か翌週のうちに入れておくほうが流れにくいという形です。
嘘の理由が告げられることも半分ほどあるので、理由の中身を細かく確かめる意味はあまりありません。流れたという事実だけを受け取って、次へ進むほうが気持ちが楽です。
一度流れると、半分以上は会わずに終わります
一度流れたあと、日程を組み直さなかった人は男性52%・女性61%でした。半分以上は、そのまま会わずに終わっているということです。
この数字が分かっていれば、流れたあとに追わないという決め方ができます。追いかけて組み直しても、相手の気持ちが戻るとはかぎりません。
だからこそ、7番目の「動けなくなったときは連絡を入れる」という約束が効きます。連絡が入れば、組み直す側に回れます。
話題が尽きたと感じたら、当日の段取りに戻します
話題が尽きたと感じたら、新しい話を探さずに当日の段取りへ戻します。段取りの確認は、相手にとっても答える理由がある話だからです。
「当日は少し早めに着きそうです」「お店はここでよかったでしょうか」のような一言で足ります。無理に盛り上げようとするほど、送る文章は長くなります。
約束のあとに相手からの連絡が減って気になっている方は、約束後に連絡が減ったときの見方もあわせてお読みください。
マッチングアプリで会うまでに至らないときに、聞き方を直す手順

会う話まで進まないときの原因は、聞く数・質問の形・日程の出し方の3つに分かれます。どれも送る文章を少し直すだけで変えられます。
相性の問題にしてしまうと手が打てませんが、この3つなら次の1通から直せます。順に見ていきます。
原因1 聞く数が多すぎる
聞く数が多すぎるのは、1通に質問が2つ以上入っているときです。どれから答えるかを相手に考えさせることになるので、返信が遅くなります。
慎重に確かめたい気持ちは自然なものです。マッチングアプリやSNSで知り合って結婚した夫婦は、国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査で、最近の結婚の13.6%を占めると示されています。
珍しい出会い方ではなくなったぶん、相手も同じように慎重になっています。質問を1つに絞っても、確かめたいことは十分に伝わります。
原因2 質問が点で終わっている
はい・いいえで終わる質問ばかりだと、会話が続きません。話が一往復で切れるので、相手には退屈に感じられます。
直し方は、自分の答えを一言添えてから聞くことです。「映画は私も好きで、先週観てきました。最近はどんなものを観られましたか」という形になります。
つまらないと言われてしまう原因は、話題の中身よりこの形のほうにあります。同じ話題でも、自分の話が入っているかどうかで続き方が変わります。
珍しい趣味や面白い話を用意する必要はありません。相手が書いた1行に、自分の経験を一言重ねるだけで会話は続いていきます。
原因3 日程の出し方があいまい
日程は「いつがいいですか」と聞かず、2択で出します。選ぶだけで済む形にすると、決まるまでの往復が1回で終わります。
候補を3つ並べる形もありますが、多いほど返事が遅くなります。2つに絞って、どちらも合わなければ別の週を出すほうが早く進みます。
会うまでの時間が長引いて気持ちが冷めてしまう方は、会うまでが長いときの目安も見てみてください。約束が早すぎると感じたときの考え方も、そちらで整理しています。
私なら、会う前に聞くのは5つに絞ります
私なら、会う前に聞くのは休みの取り方・おおよその地域・苦手な食べ物・当日の連絡手段・動けなくなったときの約束の5つに絞ります。この5つがあれば当日は成立し、残りは会ってから分かることだからです。
先ほどの表で言えば、聞かないと当日が回らない項目だけを残した形です。逆に、探しているものや写真の確認は、気になる方だけ足せば足ります。
一方で、不安が強いときは10個全部を聞いてしまってかまいません。相手が答えてくれるなら、それだけで安心して当日を迎えられます。
答えをはぐらかされる項目があったときも、それだけで切る必要はありません。言いたくないことは誰にでもあるので、安全にかかわる2つだけ答えが返ればよいと考えています。
ただ、どちらを選んでも、会う前のやりとりで相手の人柄まで分かるわけではありません。10個を全部聞いても当日に合わないことはあるので、短い時間で切り上げられる形にしておくほうが確かだと思っています。
マッチングアプリで初めて会うときに女性が気をつけること

初めて会うときは、場所と時間を自分が決められる形にしておきます。相手にまかせきりにすると、断りづらい流れに乗ってしまうことがあります。
ここから書くことは、男女どちらにも当てはまります。ただ、場所と時間の主導権は、不安が大きい側が持っているほうが安心して会えます。
場所と時間は、自分が決められる形にする
初めて会う場所は、人の通りがある昼間のカフェや喫茶店にします。個室や車での送迎は、初回では断ってかまいません。
時間は夕方までに終わる形にしておくと、延びにくくなります。終わりの時間を先に伝えておけば、切り上げるときに理由を考えなくて済みます。
家の近くは避けて、ひと駅ずらすくらいがちょうどよい距離です。帰り道をたどられる心配を減らせます。
帰り方も先に決めておきます。送ると言われても、改札で別れる形にしておけば断る理由を考えなくて済みます。
2軒目をすすめられたときも同じで、終わりの時間を伝えてあればそれが断る理由になります。はじめに決めた時間が、当日いちばん役に立ちます。
会う前に伝えておくこと・伝えなくていいこと
家族や友人には予定を伝えておき、相手には勤務先と住所を伝えません。伝える相手を分けておくのが、いちばん簡単な備えです。
誰かが予定を知っていると、それだけで気持ちが落ち着きます。待ち合わせの場所と帰る予定の時間だけ伝えておけば足ります。
知り合いに見られたくないと感じている方は、身バレを防ぐための設定を先に済ませておくと安心です。年齢確認で伏せていい項目や、登録の手順もあわせて確かめておけます。
なお、こうした場所は18歳以上(高校生を除く)だけが使えます。年齢の確認が求められるのは、そのための仕組みです。
会う前にお金や投資の話が出たら、そこで距離を置きます
会う前にお金や投資、別のサイトへの移動をすすめられたら、その時点で距離を置いてかまいません。内容を確かめる必要はなく、返信をやめるだけで足ります。
相手が本当にそういう目的なのかは、やりとりだけでは分かりません。見分けようとするより、話題が出た時点で引くほうが確かです。
不安が強い方は、怖いと感じる理由と相手の見方とやりとりで気をつけたい相手の特徴も読んでおくと、落ち着いて判断できます。
やらなくていいことリスト
会う前にやらなくていいことを決めておくと、迷う時間が減ります。次の4つは、手を付けなくてかまいません。
- 本名や勤務先を先に伝える
- 返事が来ない相手へ送り直す
- 相手の名前を調べて回る
- 断る理由を細かく説明する
どれも手間がかかるのに、当日の安心にはつながりません。断り方に困っている方は、角が立たない断り方の例文をそのまま使えます。
会う直前になって気持ちが重くなることもあります。そのときは直前に嫌になったときの考え方も見てみてください。

マッチングアプリで会うまでに聞くことについてよくある質問

聞いておくべきことは、結局どれですか
聞いておくべきことを当日が回る分だけに絞ると、休みの取り方・おおよその地域・苦手な食べ物・連絡手段・動けなくなったときの約束の5つになります。残りは会ってからでも間に合います。
不安が強いときは10個全部を聞いてもかまいません。聞く数で嫌われるというより、1通に詰め込むかどうかで印象が変わります。
最初に聞くべきことは何でしょうか
最初は、相手のプロフィールに書いてある1行を拾って聞きます。本人が自分で書いたことなので、いちばん答えやすい話題です。
書いていないことを最初に聞くと、答えを探させることになります。それが1通目で止まる原因になりがちです。
聞いてはいけないことはありますか
聞いてはいけないのは、答えがどちらでも次の一手が変わらない質問です。前の交際の理由や、体にかかわる話がこれに当たります。
お金や住まいのことは、数字をたずねるのをやめれば聞けます。外食の頻度や待ち合わせしやすい場所に言い換えると、同じことが分かります。
会うまでは何通くらいやりとりするものですか
会うまでのやりとりは3往復から10往復、期間にすると1〜2週間が目安とされています。ただ、通数より「誘う前に3つそろったか」で決めるほうが確かです。
会える曜日・場所の見当・当日の連絡手段がそろえば、1往復でも誘えます。そろっていなければ、20往復しても決まりません。
約束したあとの話題が尽きてしまいました
話題を探さず、当日の段取りの確認へ戻してかまいません。前日に場所と時間を一度確かめるだけで、送る理由ができます。
毎日連絡を続ける必要もありません。約束が決まっているなら、間が空いていても当日は成立します。
電話は会う前にしたほうがいいですか
電話は必ず必要なものではありませんが、会う前に一度声を聞いておくと当日の緊張は減ります。話す速さやさえぎり方は、文字では分かりません。
苦手な方は短い音声のやりとりでも代わりになります。初めての通話は15分から20分くらいが目安とされています。
まとめ|マッチングアプリで会うまでに聞くこと
マッチングアプリで会うまでに聞くことについて紹介しました。要点は次の3つです。
- 安全と段取りは会う前、気持ちは会ってから
- 当日が回る5つは必ず確かめる
- 流れたあとは半分以上が会わずに終わる
聞く順番を決めてしまえば、送る文章は短くなります。次の記事もあわせてお読みください。

コメント